78対22の法則

DeepValleyの深谷です。
最近もブランドの立ち上げや、ブランドを売れるようにしたい!
などなど色々な相談をお受けします。

そこで、思うのはみなさん法則を理解していないケースが多いなぁと思い、アパレルの人にぜひ知っておいて欲しい1つの法則についてお話しできればと思います。

ユダヤの商法という書籍

みなさまご存知でしょうか?
(ずっと絶版でプレミアついて高いもので20万円くらいの金額がついてましたが、最近は再販されたので1,500円くらいで手に入ります)
URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B07QK8MD49/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
ソフトバンクの孫正義さんや、ファーストリテイリングの柳井正さんなどもご愛読されている本で、深谷自身もかなり衝撃を受けた書籍です。
78対22の法則は、その本の割と序盤に書かれている「ユダヤ商法4000年の公理」で「宇宙の法則」とも言われています。

この書籍を書かれた方は、藤田田(ふじたでん)という人で、何を隠そう、米国マクドナルドと合弁で日本法人「日本マクドナルド」を設立した創業者です。

この書籍には下記のように記載してあります。

人間がどうあがいても曲げる事の出来ない宇宙の大法則。
ユダヤの商法が、その大法則に支えられている限り、彼らは決して”損”をしない。

空気中の成分が、窒素78に対して酸素等が22の割合になっていることは、よく知られている。人間の体も、水分が78、その他の物質が22の割合でできている。

マンション投資などのインチキ金融にひっかかる人が多いのも、『借りたい人』より『貸したい人』の方が多い何よりの証拠である。つまり、ユダヤ人的に言うならば『貸したい人』78に対して『借りたい人』22の割合でこの世は成り立っているのである。このように『金を貸したい人』と『借りたい人』の間にも、この『78対22』の法則は存在するのである。

地球の海と陸地の比率も78:22だそうで、他にもたくさんあるんですが割愛します。この法則を活用することで成功に近づくことができるようです。

みなさんも近い経験をしたことはないでしょうか?
深谷はアパレル時代にいた時に、ズバリ経験をしたことがいくつかありましたので紹介します。

売上構成比率

これ数字追ってるMDや営業の人なら経験あると思うんですが
『売れ筋の2割の商品が8割の売上を作ってる』ことってありませんでしたか?
だからこそ、その2割しかない8割の売上を取れる商品を探す為、シーズンの実売がくる前に商品を宣伝したり、見つけたらガンガンマーケ増やして、追加発注やデザイン変更の型を展開して実売期に最大の売上をとる。

3割なんて言われてるケースも多いと思うんですが、主軸が本当に跳ねてたらそんなに多くないし、1割で8割とってるなら他が売れてないか、その1割が売れすぎか。具体的な数値は忘れてしまっていましたが、2,5割で7割〜8割になっていました。ぜひこれからMD組みする人は参考にしてみてください。

ちなみにこれは『パレートの法則』という全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論があり(80:20の法則、ばらつきの法則とも言うことあります)経済学者が統計とって発見、証明しています。

顧客比率

これは他ブランドからヒアリングした時の話しなんですが、
『トップインフルエンサーは使いません。うちのブランドの上位の顧客はファッション好きだから、トレンドとともに離れる。しかしそれ以外の顧客はトレンドに関係なくファン化できる。結果、なんども購買してくれる優良顧客になる』
これは上位顧客のうちトレンド好きな2割を捨て、その他の8割のファン化にフォーカスした素晴らしい戦略だな、と思いました。

ちなみにこれは『ロングテール戦略』が近いかもしれません。
ニッチな製品を、ニッチな需要を持つ消費者に対して提供するビジネスモデルで、もともとAmazonが展開面積の限られた店舗にはできない戦略として、広く浅く構え商品1種類あたりの売上数は少なくとも、すべての商品のトータルで勝負をする戦略です。

このブランドも市場の流れやファン化の本質をいち早く見抜き、需要と供給のバランスを整えたんだろうと思います(現在100億近いブランドでほとんどECで売上をあげています)

労働貢献度

これは声を大きく言いたい。そして共感してくれる人もいると思うし
過去の自分は知らなかったんですが
『会社の中で頑張って仕事して成果出してる人って2割くらいじゃないですか?』これもちろん、オンラインサロンやファンクラブのアクティブとかでも言えると思います。

これは別名『働きアリの法則』というパレートの法則の亜種でもあります。

  • 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
  • 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
  • よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
  • よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
  • よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
  • サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。

恐ろしい理論ですね。
信じたくないですが、めっちゃ納得してしまいました。

最後に

78対22の法則はいかがでしたか?
間違いなく成功する訳でもないですし、そもそも『絶対に売上取れる方法』なんてものは存在しません。
だからこそ『宇宙の法則』とまで言われる不思議なこの比率に本能的に正しさを感じてしまうのは言うまでもありません。

深谷はある種のゲン担ぎじゃないですけど、なんとなくこんな数字になったら少し安心したりします笑。もちろんその法則が当てはまりにくい数字や、時代とともに少し変わってきてるような気もしてます。

それでも100回やっても78回は失敗するんでしょうし
22回の成功で78点取れたらそんなもんかな。と思って今日も生きています。

深谷玲人
About 深谷玲人 10 Articles
株式会社DeepValley(ディープバレー) 代表取締役社長 深谷 玲人(Fukaya Reito)。 アパレル業界に10年経験があり、販売からMD、ブランド長まで経験したのち、ITベンチャー企業に転職し2年半、カスタマーサクセスとしてインサイドセールスのコンサルティングを実施、双方の経験を合わせ、アパレル業界に特化したIT企業として2018年5月に独立。アパレル生産特化システムの開発と、TokyoFashionTechnologyLabで講師を務める。

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