アパレル生産において気をつけるべき事

こんにちは、こんばんは。しゅんたろうです。

最近は気温も上昇し、桜の花が街を彩り始め、春の陽気が心地いい日も増えました。

そんなこともあってか「新型コロナもようやく落ち着いてきて、中国も稼働し始めたよね」「客も戻りつつあるし」なんて、びっくりする発言を聞くのですが

「いや、落ち着いてないよ!油断してるんじゃないよ!」

自粛疲れもあるかも、でも一人一人意識を高く持つ事が大事だし、「花見だー!」なんて浮かれるべきではないでしょう。

そんな事してたらまた「ポポポポーンのあいつ」を嫌気がさすまで眺めなければならない状態になりそうです。

さて、前置きが長くなりましたが、本題「アパレル生産で気をつけるべきこと」を書いていきたいと思います。

本当によくある生産トラブル

「エビデンスがなく、言った、言わないのやりとり」「最新/正確な情報の共有漏れ」「業務の属人化」などなど、アパレル業界で働く方なら、大抵はそうそうってなるんじゃないでしょうか?

そんな課題から「仕様と違うものが上がってきた」「コストの予算オーバー」「納期遅れ」などなど、月に何十品番と進行していたら、1つや2つそんな商品も出てきます。

生産トラブルで品質・コスト・納期が予定通りに進行しないという事を未然に防ぐ、あらかじめ備える、実際トラブルになってもスムーズに進行できるように対策する。

そんなのみんなわかってるはずなのに、出来ない事って多いんですよね。

ついこないだもあったんですけど、資材揃いました!納期大丈夫です!って言ってたのに、納期まで数日って段階でごめんなさい、やっぱり出来ませんって。

そんなの防ぎようなくね?ってなりますが、そうも言ってられない事もあるかと思うので、少なくてもここは抑えておこうねって基本的なポイントを少しだけあげてみます。

ここを気をつけるだけで全然ちがう

物事に絶対なんて事はありませんが、ここを気を付けるだけで全然違うと思うことをいくつかあげてみます。

①エビデンス(証拠)を残す。

入出荷書類や発注書、納品書、検品書等の証拠となる書類の保管を徹底しましょうね。

あれない、これないってあるあるですけど、書類ひとつとっても証拠になる事もあるし、関連書類は品番ごとにちゃんと仕分けしときましょう。

また、冒頭にあった「言った言わない」ってのも絶対なるので、電話で話した事は全部メールなどで「さっきの内容これで大丈夫ですか?」って議事録作って、確認の返信をとりましょう。

昔、納期が遅れた場合に損害補償の話になった事があった際に、関連伝票全部洗って時系列を作って話合ったのですが、平気でいやその日には荷物届いてませんよーなんて平気で惚けられた事もあったので、配送伝票ひとつ漏らさない様にしましょう。

②代替案を用意しておく

たまに「マジでこいつスパイか何かじゃねーか?」って思うぐらいに、ことごとくと当たり前に出来る事をトリッキーにミスをしてくれる人もいます。(社内にもいる事があるので気をつけて)

当たり前を当たり前と油断せずに不測の事態に備えること、問題が起きても柔軟に対応出来るように、何パターンか代替え案を持って置く事って大事です。

例えば、予定してた工場が急に縫えないってなった時、ほかにお願いできる工場をいくつか考えておくみたいな感じです。そんな簡単な事でも意外と備えてるだけで何かあった時にスムーズにいくもんです。

③コミュニケーション

「言った言わない」「言ったけど認識が違う」「○○だと思ってた」

日本語ってハイコンテクストな言語だから、仕方がないかもしれませんが本当に多い。(余談ですが僕は主語なく話す人はとても苦手です)コミュニケーションなので人によるかもですが僕は「電話を基本しないでテキストでやりとり」「認識があってるか確認する」って風にしてます。

自分が話すときに、これくらい言わなくても分かるだろうなんて思っても、「私以外私じゃないの」なので、基本伝わらないと思って、ちゃんと主語述語を意識して言語化して、誰でも理解できる状態で伝えましょう。

「信頼関係」って言葉でごまかさないで

「信頼関係」があるから大丈夫ってよく聞くのですが、1対1で全ての物事が動いているなら構いませんが、そこにはきっとそれぞれに他者が関与していて、トラブルが起きると自分以外にも対応が発生する人間がいることがほとんど。

仕事と担当者間の人間関係を混在して、他者を置き去りに曖昧に進めるのはただの「馴れ合い」です。

誰だって迷惑をかけずには生きられないし、だからこそ迷惑をかけられても文句も言わないけど、意識的に防げる部分なら防ぐべきだし、お互いにプロとして受けた仕事を正確に行うって事が「信頼関係」ではないでしょうか。

3つと簡単ではありましたが、これを気をつけているだけでも意外となんとかなります。あとは大抵そこに選択肢を付け加えていくだけですから。

以上、「アパレル生産において気をつけるべき事」でしたー。

しゅんたろう
About しゅんたろう 39 Articles
1986年生まれ。 マロニエファッションデザイン卒業後、OEM企業での企画営業を経てMARKSTYLER社に入社、営業/MDを経験後、新規ブランド開発部門にて部門長としてブランド開発を行う。 退職後、CLANE DESIGNの立ち上げに参画し、ブランドマネージャーとして従事 2017年より独立し、1Q86.LLCを設立。 アパレル企業を中心にマーケティング/営業代行、ブランドディレクションを受託。 2018年にはアパレル生産SaaSの[AYATORI]を運営するDeepValleyの創業にも参画し取締役に就任。

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