Web活用する際に、アナログな人が陥りやすい3つの問題

ファッション業界はアナログだとよく言われる業界なのですが、普段現場でWebを使う事が無い人からしたら致し方ない事です。

弊社ではそんなアナログな方々からも「Webを活用したい!」というご要望を頂き、その為の施策を講じるのですが、共通言語が少ない分、やはり円滑に業務を行うのが難しかったりします。ズブズブのファッション畑である筆者ですらそんな状況なので、Web業界から来た人は宇宙人と話すような感覚かもしれません。

そんな宇宙人方々とのトラブルを回避すべく、あらかじめどこで問題が起きやすいかを筆者の経験則からご紹介したく思います。これでファッション業界のアナログな方とのお仕事もばっちりでしょう!(本当か?)

○無形のモノはタダだと思いやすい

Web制作はまだしも、ディクレションしたりスタイリングしたり企画したりって、その人の経験値=スキルが必要とされるものです。しかし、物としての成果物が無い分、物のやり取りで商売をしてきた人たちからしたらコスト感が全くわかりません。「ちょっとお安くしときました」的に出した金額でも「高いのでは?」と平気で言われる事もしばしば。冷静に考えて1日ミーティングするのに、事前に数値を分析してレポート作成して、当日の人件費も考えるといくら費用が発生するかはわかりそうなものなのですが、ここで費用換算されているのは恐らく「レポート」のみ。この認識のズレを初期段階で解消しておかないと、面倒な事になりますのでお気をつけください。

○対面のコミュニケーションが無いと心配する

Webに慣れた人たちはやれ「ZOOM」だ、「slack」だ、「evernote」だ、とクラウドサービスを駆使してデータ共有したり、コミュニケーションしたりと、対面でミーティングが無くとも心配になったり、業務の進行管理ができなくなったりはしません。しかし、Webに慣れ親しんでいない人からすると、そういったソフト自体が未知なるツールなのです。自社にPCがあろうと、スマートフォンを普段から使っていようと関係ありません。直接お電話するか、対面でミーティングを設定しない限り「お前は何もしない奴だな」と思われる事請け合いです。飲みニケーションをバカにする若い世代の方々には理解し難い事かもしれませんが、お仕事を依頼してもらう側とのパワーバランスを考えないと仕事なくなっちゃいます。

○指示が曖昧な割りに成果物に対してはこだわりは強い

Web関連の事はリテラシーが低い分、指示は丸投げな事も多く、とにかく曖昧なケースが非常に多いです。「ここをもうちょっと”良い感じ”に」とか、「あの写真を使ってほしいんですよ、売れ筋のブラウスを着た!」のような事を、お電話などの口頭で言われる事もしばしばありますので、「わかりました、今外出中なので、お手数をおかけして申し訳ございませんが今言われた内容をメールでお送りして頂いてもよろしいでしょうか?画像の指定がある場合はその画像もお送りください。」と改めて言わないといけなかったりします。これを自分の推測だけで「はい、わかりました!」なんて言ってしまったら最後、成果物が先方の意図したものと全く違うので、やり直しの刑に処せられます。

そして、こちらがアウトプットしたものに関してはやけにこだわりも強く、何度も修正をお願いされるケースもあったり。これも最初に「修正は○回まで」などの上限を設けておかないと、曖昧な指示のまま永遠に人件費を削られ続ける事になりかねません。もちろん、先方が「納品」と認めるまでこちらは報酬を頂けないので、事前に先方が意図しているものを確認した上で事を案件を進めないとめっちゃ疲弊します。

代表的なところはこんなものでしょうか。他にも細かい部分はたくさんあって、先方の部署のどこかが自社で契約したWebサービスも、「おたくが契約したの?」と疑われる事もあったり…。(なんで、うちが勝手に契約できると思ったんだろうか)そんな感じで、双方の共通言語が少ない場合というのは、事前に色々と線を引いておかないと厄介な事になりかねませんので注意しておいてください。注意してても事故する事はありますので、くれぐれも双方、ちゃんと履歴は残しておきましょう。AYATORIもこのような事例を解消してくれるツールの一つなので、ぜひ多くの方々に広まってほしいものですね!

深地雅也
About 深地雅也 8 Articles
株式会社StylePicks CEO。コンテンツマーケティングをメインに、ECサイト構築・運用・コンサルティング、ブランディング戦略立案、オウンドメディア構築、販促企画などをやってます。最近はODM・OEMメーカーのブランド設立支援、IT企業のアドバイザー、服飾専門学校講師、ライター業なども手がけてます。

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