[アパレル業界の未来]ものつくり編

みなさんごきげんよう!代表の深谷です!
アパレル業界の未来予想シリーズ第二弾です。

前回の記事も合わせて読んで見てください。
[アパレル業界の未来]トレンド編

ものつくりについては色々な見解がありますし、色々な問題もあります。

各社でやり方が大きく異なる場合が多く予測がしにくい部分がありますし、論点的に違う部分じゃんか。って人もいるかもですが、あくまで深谷が思う1つの可能性として捉えてください。

現状の課題とは?

アパレルものつくりの中で良く、話題になる内容はたくさんありますが、個人的に一番問題だと思っているのが「アナログ」な現状です。

日本のアパレルの消費マーケットは9兆円で、以前に比べ縮小傾向にありますが、世界的に見てまだまだ巨大なマーケットです。それが故に、アパレルが国内マーケットのみでやっていけるようになっています。

国内のフォロワー層に合わせた製品は海外への輸出が少ないですが、その反面で、国内の生地は海外から高く評価され輸出額が多いデータを見るとかなり特殊な進化を遂げていることは火を見るより明らかです。これが何を示しているか?というと「海外のブランドは日本の生地を活用しブランドを国外に輸出できているにもかかわらず、国内のブランドが海外に輸出できる商品を作れるように有効活用できてない」という現状が見えてきます。

さらに不景気や海外ファストファッションとの競争の為にコストを理由に生産を国外に移転している企業が多いことから日本のものつくりは旧態のアナログな手法を毅然として保っており、後継者問題なども合わせて起こり淘汰されてる現状があります。

PLMという選択肢

この旧態の「アナログ」な手法から脱する為に、ものつくりをPLM(Product Lifecycle Management)していくことが重要だと思ってます。

海外アパレルでは一般的になりつつあり世界的に見ると市場規模が年平均成長率6.5%で成長しているソフトウェアではありますが、日本ではOEMでの生産が多い為、今まであまり注目されてなかった背景があります、従来の方法での販売を見直し、業務効率化/売上最大化しなければいけない状況では日本でも導入されていく選択肢だと思います。

しかも、アナログが故の後継者問題をはじめ、日本の場合はOEM/商社の人達は少量多品種の管理を行うようにシフトしていってることから現状の可視化や情報の一元管理、生産性向上、業務フローの標準化なども必要になっています。

PLMをうまく導入し運用することができれば、製品を軸にした全ての情報を一元管理することができるので、製品版セールスフォース のように、分析や予測、改善はもちろん、製造原価の低下、リードタイムの短縮、品質向上、事故の予知が可能になります。(PLMの詳しくはまた別途)

会計システム、POS、EC、物流、生産/製造情報などなど管理は多岐に渡り、さらにはテクノロジーはすごい速さで進化していき、さらに新しい技術はどんどん増えていくでしょう、そうすると現状のシステムに限界を迎える日がきます。
参考:アパレル業界を襲う2025年の崖

遠くない未来、必ずPLMがアパレル業界のベーシックになっていくことが予測されます。

IoTという未来

すみません、ここからが本題です。
ものつくりがどうなるか?それはIoT(Internet of Things)により、ものつくりが大きく進化すると思ってます、IoTとは、モノのインターネットと言われるもので、文字通り、通常インターネットが繋がっていないものにインターネットを繋ぎ情報を活用することです。

一番印象的だったのは「Amazonダッシュボタン」ですね、残念ながらあれはもうなくなってしまいましたが、初めて見たときは衝撃でした。他にはスマートウォッチや、スマートスピーカーなどもIoTです。

例えばものつくりの現場がIoT化すれば
ミシンの音や針を踏んだ回数などが特定できるようになり、現状可視化がPCやスマホでできるので電話での進捗確認が不要になり、ボタンやファスナーと言った資材にもGPS情報が取り付けられれば送り状No.を検索しなくて良くなります。

検品/検反も人の目で見なくても自動でアラートがなるようになったり、下げ札などをRFIDタグなどでインターネット接続できれば因数点検なども即座に終わらせられて、納品書を自動で作成する。なんてこともできるようになるでしょう。

現在かかってるしまってる「余計な手間」が、IoT化することで情報化が用意になり、「ものつくりやコミュニケーションへ手間ひま」へ変えることが可能になります。

さいごに

いかがでしたか?
「アナログ」な状況を打破できていない問題の一つは未来が見えてるかどうか?みたいな話しかと思います。

シンプルに、「IoT化された企業」と「そうでない企業」では、生産性が劇的に異なることは言うまでもありません。

もうひとつは旧態な手法を脱する為の、PLMのようなサービスをそもそも活用する為のオペレーションが組めてないってのもあるでしょう。

しかし「デジタル化」が実現することで未来は無限に広がっており、ゆくゆくは服すらIoT化することでしょう。スマホよりも普及率高い上に、人間に一番近くにいるのですから。

追伸:深谷は早くサイボーグになるかVR世界で生きたいタイプ

深谷玲人
About 深谷玲人 34 Articles
株式会社DeepValley(ディープバレー) 代表取締役社長 深谷 玲人(Fukaya Reito)。 アパレル業界に10年経験があり、販売からMD、ブランド長まで経験したのち、ITベンチャー企業に転職し2年半、カスタマーサクセスとしてインサイドセールスのコンサルティングを実施、双方の経験を合わせ、アパレル業界に特化したIT企業として2018年5月に独立。アパレル生産特化システムの開発と、TokyoFashionTechnologyLabで講師を務める。

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