アパレル業界は不安よな、来年はいろいろ動きます。

こんにちは、こんばんはしゅんたろうです。

メリークリスマスですね!ハッピーホリデイ!っていう方が的確なのかな?って思うけど、まぁどっちでもいいですね。

さて、もう直ぐ今年も終わるよってことで、アパレル業界では相変わらず猫も杓子もD2Cで、百貨店やファッションビル・ECモールなんかのプラットフォーマーの悪玉論、旧型アパレルなんて揶揄されるケースがはほんと多かったですね。

最近は少しずつだけど全体として何か面白い話題をとか、もっとやりがいのある業界したいみたいな事も思い始め、色々来年に向けて準備をしてたりもします。

そのうちの一つがファッションブランドを立ち上げようみたいな話なのですが、今日はそんな背景にいたった経緯を書いて行こうと思います。

そもそも国内のアパレルマーケットが縮小している要因ってなんでしょう?

ひとつは商品力の低下=相対的な品質低下(原価率の低減)があるかと思います。

いわゆるコストパフォーマンスの低下という事になるかと思うのですが、この原因は、少しでもブランド側でアパレルを経験したことがある方ならわかると思うのですが、ブランド側ってとっくに努力の限界を超えてるんですよね。

大量生産が行える様な大きな会社だとまだそれほど問題ないでしょうが、国内のアパレル企業の8割は売上高1000億未満の中小企業です。

国内のアパレル業界としても全体的なデフレ化が進み、上代はあげれません。

平均的な商品原価率が30%だとして、百貨店やECモールなんかに出店していれば利益なんてほとんど残りません。

ほとんど努力もしないで安易に仕入れ先に負担を押し付けたプラットフォーマー側(主に百貨店)に関して、ボクは結構悪者と思ってますw

ECモールにしても、いくらフルフィルメントのサービスを全て提供しているからと言っても、取扱手数料の30-35%を支払い、その上でモールが開催する様なSALE施策や、クーポン施策なんかを行なっていては、利益どころか下手すりゃ赤字になりかねません。

そんなブランドがとっても多いのですが、だいたい見切り発車でやってきたってパターンがほとんどなので、自業自得といえばそれまでだったりもします。

と以前にtwitterで書いた事もあったのですが、例えば50枚からしか作れないってわかっているなら、50枚を売れる方法を考えるなり、50枚を売れる様になってから作りましょうって普通はなります。

最初から50枚売れるかわからないと言う方もいますが、そもそも事業をする上で、それくらいのリスクを取れないのならば、ハナから事業なんて始めるべきではないでしょう。

これだけ世の中に情報が溢れていれば、事業を始める前に

・どれくらいの数量があれば物を作れるのか?

・どういった販路があるのか?

・その販路ではどんな条件で取引ができるのか?

それくらいのことは何も専門家や業界の人にわざわざ聞かなくても、調べればすぐに出て来ます。

安易に始める事が出来るようになったことは、とても利便的な様にも思いますが、それにしてもどこもかしこも安易に始めすぎです。

ブランドを作って、自社ECを作成して、POP UP SHOPを開きながら卸先を開拓して、お金が溜まってきたら実店舗やECモールに出店って、いう風に何でも「右に倣え」をしていてももう十分にそんなブランドはありますし、消費者の行動も変わってきています。

最近流行っているD2Cにしても、デジタルマーケは得意だからと勢いよく参入して、なんとなく真似して初めてもD2Cももう十分にあるし、大体がファッションへの理解が足りないので、

成功事例というのは既に他社が行なってきたものなので、それをトレースしたところで、それ以上にはなり得ませんし、その前にきっと埋もれます。

本音はだからこれ以上作るなと言いたいところではありますが、どうしても作りたいのならばせめて、自分たちに合う部分だけを拾い集め、マーケットを細分化し、ターゲットをしっかりセグメントし、それにあった商品を開発してみてはいかがでしょう。

様々な事例や、戦略が増えてきているので、いろんな事を試してみたくなる気持ちもあるかと思いますが、個店レベルで出来る戦略なんてたかだかしれていますし、管理コストの方がかかってしまって、そう簡単に利益なんか出ません。

そこで次はこれってコロコロ変えているうちに制御不能になってしまわない様に、一つの戦略を決めたら、いろんな角度から検証しながら、いい部分をピボットしながら事業推進して行くというのが、当たり前だけど一番うまくいくんじゃないでしょうか。

よくアパレルはもうだめだとか、もう伸びないとかいう人は業界の中にもたくさんいます。

そんなこと言うのなら、アパレルなんてしなきゃいいのにって思うし、初めから儲かりたいとか思うなら、アパレルなんて絶対やるべきではないですよね。

元々はなんでアパレルなんてやり始めたのでしょうか?

きっとみんな服が好きだからと思います。

ボクもそうです。

だからこそ、こんな時代でもちゃんと一生懸命作れば服は売れるよって事や、服作りって楽しいなって事、売り方とかも一生懸命考えながら、ブランドを通して伝えられたらなとか思いながら準備しております。

来年早々には改めて発表できればと思うので、是非チェックしてもらえると幸いです。

それではまた!!

しゅんたろう
About しゅんたろう 45 Articles
1986年生まれ。 マロニエファッションデザイン卒業後、OEM企業での企画営業を経てMARKSTYLER社に入社、営業/MDを経験後、新規ブランド開発部門にて部門長としてブランド開発を行う。 退職後、CLANE DESIGNの立ち上げに参画し、ブランドマネージャーとして従事 2017年より独立し、1Q86.LLCを設立。 アパレル企業を中心にマーケティング/営業代行、ブランドディレクションを受託。 2018年にはアパレル生産SaaSの[AYATORI]を運営するDeepValleyの創業にも参画し取締役に就任。

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