オフプライスとアウトレットの違いと在庫問題

こんにちは、こんばんはしゅんたろうです。

いい加減書く内容がないよ!って思いながら書いています。

なので、なんかこんな話して欲しいってのあれば、TwitterにでもDMください。

そんな感じで頑張って話題を探してみたのですけど、先日放送された「ガイアの夜明け」って見られました?

テーマが「追跡!余った服の行方」で、結構SNSなんかで色々と意見されてたりもしました。

見られてないって方はHPに簡単な番組内容の概要が載っているので、上のリンクよりご覧ください。

SNSなどで色んな人があれこれ言ってますが、いちいち僕なんかにツッコまれなくても、自分たちでも何が必要かわかってるでしょうって感じです。

そんな中でも気になったのがオフプライスストアの話。

今日はその話をしたいなと思います。

オフプライスストアってなんなの?

オフプライスストアってなんなの?って話なんですが、正直僕もあんまり明確な定義がわかりません。

日本で紹介されているものも、発祥地らしいアメリカで紹介されるものも読みましたが、D2Cと同じくらい曖昧に思えています。

する必要あるのかな?とも思いますが、無理矢理に整理するとすれば

・自社・他社のブランドの垣根なく新品の商品を定価より安く販売する店舗

・余剰在庫を安価に仕入れ、高い値引率で販売

の様な感じなのかなと思います。

あれ?アウトレットと何が違うの?ってなんだか聞こえてきた気がするので、次!

アウトレットストアとの違い

結論から言うと、オフプライスとアウトレットの違いなんてほとんど無いです。

どちらも有名ブランドの売れ残り品や季節外れ、処分品や返品などを扱っていて明確な違いなどわからないです。

メーカー主導のアウトレットではアウトレット用に廉価版の新作が売られている事もありますが、それも別に全てのアウトレット店舗がそうでもないです。

強いて言うなら、先述した「自社・他社のブランドの垣根なく新品の商品を定価より安く販売する店舗」なのですが、「アウトレット」という言葉が一般的にも浸透しているので、オフプライス業態の様な形でもアウトレットと呼称している場合も多いです。

だから結論としては、曖昧過ぎて、明確な定義など存在しないのかなと。

それにこういう話になると毎回思うのですが、業態を細かく定義化していても無駄だし、何の意味があるんだ?って思います。

消費者はアウトレット、オフプライスと言った様に定義化された店や業態だから購入しているわけではないですよね?

シンプルに買いたいところから買ってるだけでしょうし。

ワールドのオフプライスストアの取組み

さて、もう一点触れておきたいのがワールドの取り組みである、「&Bridge(アンドブリッジ)」

個人的な感情は置いておくとして、ワールドのオフプライスストア「&Bridge(アンドブリッジ)」は一定の成果をあげると思ってます。

ひとつはすでに日本でもガイアの夜明けでも同じく取り上げられていた、オフプライス業態として、ショーイチのColors、ゲオグループが展開するLuck・Rack Clearance Marketなんかがありますし、アメリカでもメイシーズ、TJX、ロスストアズ、ラストコールと日本の何倍もの規模に店舗があり、市場も5兆円を超えるなど消費者にも受け入れられています。

ふたつめは過剰生産が問題と言われ、29億着の供給に対して15億着の消費しかないって国内状況も当面は変わることはないでしょう。

そうなると、良し悪しは置いておいて、番組内で目標と言われていた100店舗を目指すにあたっても在庫に困ることなどないでしょうし、大量生産・大量消費の中ではより安価な物が受け入れられると思います。

その二つの理由から持続可能性があるかどうかなんてのは、様々な事由に左右されるので何とも言えないですけど、一定の成果はあがるのかなって思ってます。

個人的な意見を述べると

最後に番組を通して見ての個人的な意見を述べるとすれば、色んな人が言ってますけど、供給過多そのもののビジネスモデルを考え直すべきなのは間違いないんじゃないかと。

一方の根本的な解決策になっていないと批判もある番組内で紹介されたビジネスも、現状の中では最適解に近いんじゃないかなと思います。(余った生地で生産した物を輸入してるのはいかがかとは思ったけど)

それにあまりこういったビジネスが流行り過ぎて、毎回買い取ってくれるから生産量はそのままでいいや!ってなってしまうのでは?とか思ったりもします。

極端な話ですが、安く売れれば消費者は買ってくれるかもしれません。

企業が抱える在庫はなくなって、企業での廃棄問題は解決していても、個人所有する枚数が増えて、いらなくなった服はリサイクルショップに売るか廃棄されるだけ、結局消費者に廃棄問題を押し付けてるだけでは?なんて思ったりもします。

生産工程、販売工程、どこまでも見直せば根本を変えられるのかは僕も検討はつきませんが、各企業が行き過ぎた売上げ至上主義に走るのを少し見直すだけでも少しずつ現状は変わってくるんじゃないかな?なんて思うのでした。

SHUN-TALOW
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FASHION PLANNER。 ファッションブランドや関連事業のプランニングをしてます。満33歳 ガニ股 協調性があり、わがままを言わない、自分に厳しく、将来設計がしっかり出来ていて、マイペースではなく優しくて今どき珍しく一途で理想的なAB型男性 マイブームは自分です

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