トレンドから脱却せよ

みなさんごきげんよう代表の深谷です!!

テクノロジーの進歩により、欲しいもののおおよそはネットで注文できる世の中になりました、アパレルもその類いです。

積極的に買い物にいくとしたら、即時必要なものでコンビニやスーパーなどではないでしょうか?深谷もウーバーイーツなど駆使することもありますし外食することもありますが、基本的にはコンビニや近所のお弁当屋さんに頼ってしまいます

消費者目線の深谷にとってアパレルと食品の性質としてもっとも異なるのは「なくなる速度」と「需要が生まれる速度」です

その目線でアパレル業界の現状と今後について少し考察を伸ばしていきたいと思います。

業態進化でコンビニになってる

それにしてもコンビニてすごいですよね、全世界さまざまなところにあります、最近アパレルとのコラボなんてものも出てきました、ビジネスモデルや収支さえ一致すればアパレルもコンビニで売られるようなことはありえるのでしょう、しかし全世界のコンビニでアパレルを売るには必需品として使われる無印やユニクロくらいで、傘などがまだ参入可能かな?というところでしょう

以前までは「雑誌」がコンビニにあったので接触する機会はあったもののご存知の通りSNSに切り替わっています

現状アパレルとコンビニに接点がなくても事足りてるということは人間の生活基盤にアパレルが必ずしも必要になりえないということでしょう

コンビニの食品売上は約6、7割の構成比になっています。これは驚異的ですね、これこそは消費者が期待する食品「調達可能速度」がマッチしてるんでしょう。

これってどんな風に進化していったかを振り返ると面白いんですよね。
「街の八百屋」→「スーパーマーケット」→「百貨店」と規模の進化を遂げたのちに並行し「コンビニ」という業態にも変わって行きました。

これはアパレルに例えるとどうでしょう?
「街の洋裁店」→「セレクトショップ」→「百貨店」みたいな流れでしょうか?それであれば「EC」がコンビニに近い立ち位置なんでしょうか。

どちらも時代の変化に合わせて業態や戦略が変わってきています。

不合理が合理的

ここで「いやいや、そうじゃない業態やブランドなんかもあるぞ」と言う意見が聞こえています。自分の中でももちろんあります。

「百貨店」と「EC」では性質が全然違いますよね。そう一筋縄では行かないので、基本としては覚えておいた方が良いのですが、こうなるともはや「マネーゲーム」つまり不動産や金融が強い。という資本主義の考えから逸脱できません。

ではブランドが闘うにはどうすれば合理的か?という話しなんですが、規模で超えることを選ぶのは難しいと思います。合理的に「闘う」という言葉では規模を上回ることになってしまいます。しかし資源がきっと足りないので勝つのは難しいでしょう。

そこで「ブルーオーシャンを探す」が有効手法になるのでしょう。まだ見ぬ市場なわけなんで、失敗する可能性は高いです。しかし大手と戦っても勝ち目はありません。であれば大手が参入して来ないニッチマーケット。つまり一般的には売れないなんて。って言われてるところを探して取りに行くことが、一見悪いように見えて良い戦略なのです。ちなみにニッチマーケットを集合体にして面で稼ぐ戦略をとって成功したのがAmazonの「ロングテール戦略」でしたね。

そのキーワードとして「シェアの奪い方」「専門性」などが差別化のポイントで重要な戦略となるのです。しかし、それができないアパレルが多いのが事実。(だからデジタル化進んでないからそれがシェア獲得の優位性になるし、専門性があればコンテンツマーケで集客できるからアパレル外のマーケ人から見たらそりゃ、やりやすく感じてしまうよね。不本意なとこもあるけど)

どこにでもある商品を「オンリーワン」扱いしたり
誰でも言える言葉で「コンセプト」を作っていたり
誰がきるの?見たいなものを「アート」や「個性」と言ったり
総称して「世界観やブランド」という解像度が低いところに逃げたりと、正直ガッカリする戦略な内容が多いのが現実なのです。

何が悪いって時代の流れ、特に多様性に気づけず消費者のクラスターに変化がおきてるのに従来と一緒だと思っていて、または少し変わった自分が特別だと思っていること。フォロワー層が減ってて、そこにしかアプローチしないから売上減ってるってこと。トレンドに流されるだけの消費者はもうそんな多くないぞ、舐めんなよってことです。次代をよむ力の話なんですかね

さいごに

いかがでしたでしょうか?

コンビニの話(食品)に戻ると百貨店の次は専門店が増えます。有機野菜が売ってる高級な店とか、成城石井とかカルディ見たいなプレミアム志向、それに対抗してちょっと高い日用品や食品が出てきたりします。

そして家まで野菜を持ってきてくれる、オイシックスやアマゾンパントリー、完全栄養食のような選択肢もありですね。

飲食店で例えると
「街の定食屋」→「ファミリーレストラン」→「百貨店」→「専門店」ならわかりやすいのかな?

何が言いたいかってトレンドを追ってるつもりが過去追ってて、今のビジネストレンドに置いてかれてる人って多いよねって話しです。

もちろん一周回って、気のいいおばちゃんおじちゃんのいる八百屋ってのも選択肢にはあるんですよ。

深谷玲人
About 深谷玲人 29 Articles
株式会社DeepValley(ディープバレー) 代表取締役社長 深谷 玲人(Fukaya Reito)。 アパレル業界に10年経験があり、販売からMD、ブランド長まで経験したのち、ITベンチャー企業に転職し2年半、カスタマーサクセスとしてインサイドセールスのコンサルティングを実施、双方の経験を合わせ、アパレル業界に特化したIT企業として2018年5月に独立。アパレル生産特化システムの開発と、TokyoFashionTechnologyLabで講師を務める。

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